基本ルール

・記事の一番の目的は、外国の旅行者に各観光名所の文化と魅力を知ってもらうことです。そのためには興味深く、かつわかりやすい文章が必要とされます。

・外国の方は差別的表現や政治的主張に敏感です。そのような内容は避け、魅力ある旅を楽しめるような記事をお願いします。

・記事の長さは1000文字程度を一つの目安にしてください。

・記事の構成は、下記のように大きく分けて4つの章に分かれます。
(あまり上手くはありませんが、それぞれの章の記述例もありますのでご参考ください)

1.~~とは?

観光名所の概要を3~6行程度でご執筆ください。

ポイント
・概要は、Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)How(どうやって)の5W1Hを意識する(もちろん全部を含む必要はなく、特に重要だと思われる要素を書く)。

例)

「銀閣寺とは?」

銀閣寺(慈照寺)は、京都市内の北東にあるお寺で、1490年に室町幕府八代将軍の足利義政によって設立されました。その建物と庭は、当時の東山文化を代表する建築と言われています。1994年には世界遺産にも登録されました。

2.~~の見所は?

観光名所の見所を3~5点ほど挙げて、それぞれについて説明をご執筆ください。

ポイント
・(どうしても必要な場合をのぞいて)「知識」偏重になりすぎず、観光客が実際に「経験」できる見所を意識して書く。より深い知識は4章で書く機会があります。

・読者が見所のプレビューを疑似体験できるような内容が望ましい。そのためには読者の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に訴える文章を心がける。

・ショッピングエリアに関しては、「訪れたいショップベスト5」のような見所の形式も可です。

例)

「銀閣寺の見どころ」

1.東山文化とわびさび精神

銀閣寺の本当の良さを理解するには、まずわびさび精神を知る必要があるでしょう。

わびさびは日本独特の美意識の概念で、15世紀の東山文化の繁栄とともに発達しました(銀閣寺が建てられたのもこの時代です)。

わびわびと「儚さ」と「不完全さ」を受け入れること――分かりやすく言い換えると、「省略の美」、「簡潔の美しさ」とも呼べるでしょう。

質素で簡潔な様子に美を見いだす東山文化は当時の貴族から市民まで広く普及しました。

2.銀閣

中門をくぐると直ぐに目に入る銀閣は、わびさび精神の神髄とも言えるでしょう。決して派手ではありませんが、自然の中で静かにたたずむ銀閣は、静かで落ち着いた美しさを漂わせています。

中も至極シンプルな書斎風の造りになっていて、心空殿と呼ばれています。屋根の上には、銀閣に祀られている観音菩薩を守るという意味で、鳳凰が置かれています。

3.銀砂灘と向月台

銀砂灘と向月台もわびさび精神が存分に表現されている庭です。

白砂を段形に盛り上げた銀沙灘は富士五湖の一つを、その奥にたたずむ向月台は富士自身を表していると言われています。

銀沙灘は月の光を反射する役目もあり、満月の夜には月の光が向月台と銀閣をやさしく包みます。

*残念ながら、夜は一般公開されていません。

4.展望台からの眺め

道なりに少し東山を登ると見晴らしの良い展望台があります。ここからの長めは絶景で、手前には銀閣、庭園、本堂が一望でき、奥には京都市内が悠々と広がります。

3.まとめ

むすびとして4~8行程度の総括をご執筆ください。

ポイント
・なぜこの名所は魅力的で、なぜ読者におすすめするのか、「Why(なぜ)」を意識して書く。
・観光の小ヒントやちょっとしたアドバイスがあれば加える。

例)

「まとめ」

銀閣寺はその名前や作りから、金閣寺と比較されることが多いです。金箔が所狭しと貼られた豪華な金閣寺に比べて、質素で一見すたれた銀閣寺は退屈でつまらないと映ることも。
しかしその内には日本独特のわびさびという美意識が宿っており、京都を知れば知るほど金閣寺よりも銀閣寺を好む人は多いです。
日本固有のわびさび精神という美意識を学ぶにはうってつけの寺でしょう。

4.豆知識、歴史、逸話など

この章は必須ではありませんが、何か面白い逸話や豆知識や歴史背景など、名所をさらに深く知るための追記があれば1~3点付け加えてください。

ポイント
・知識に関する文章はどうしても小難しくなりがちです。冒頭でも述べましたように、読みやすく分かりやすい文章内容を心がけてください。

例)

「豆知識、歴史、逸話」

・なぜ銀閣寺なのに銀で覆われていないの?

それにはいくつかの説がありますが、有力なものの一つが財政問題です。

銀閣寺が建てられる少し前、日本では「応仁の乱」と呼ばれる戦争は10年ものあいだ続いていました。そして戦争が終わる頃には、当時の室町政府は財政危機に直面。銀閣を銀で覆うほどの国庫の余裕がなかったと言われています。

以上、何かご質問・ご意見ありましたらいつでもご連絡ください。
それでは、あなた様の記事を拝見するのを楽しみにしております。

担当:那須裕介
mail@japanesquest.com